まだ5月半ばだというのに
午後からシトシトと降り始めた雨がいまだに降り続けている。天気予報によると明日も雨模様だという。
数日前に九州が梅雨入りしたというニュースを聞いたときは単純に「今年は早いなあ」としか感じていなかったが、東京でも雨が降り続くようになると“早すぎる梅雨入り”が気になってくる。
4月は桜。5月は五月晴れ。6月は梅雨。こんな単純なカレンダーで動いている私は、今、なんだか損をしたような気になっている。
もうしばらくは心地よく晴れ渡った空の下で過ごしたいと思っているのに、梅雨が前倒しでやってくると、それだけで陽の光と過ごせる時間が減ってしまうじゃないかという理屈である。
かといって、梅雨時分が長くなることだけは御免被りたいもの。いっそのこと夏が長くなってくれればいいとも思っている。とにかく雨が苦手で、夏が大好きという私にとっての小さなワガママかもしれないが。
どうも梅雨入りというの当日に分かるものではなく、あとになってから分かるものらしい。つまり、まだ5月半ばだというのに、もう梅雨入りしているのかもしれないわけだ。
日本らしい自然のリズムはどこに行ってしまったのだろう。これも地球温暖化の悪影響なのだろうか。
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『立夏の候』‥夏の始まりは新緑と薫風から
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