∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 『小暑』の候 ≡≡

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七夕の日、『小暑』の候は始まる

 7月7日。中国の古典では「天帝の怒りをかってしまった織姫と牽牛が一年に一度だけ天の川で出会うことを許された日」とされている七夕の日がやってきた。日本では願いを書いた短冊を笹の葉に結んで天に祀る『笹の節句』(星祭り)として親しまれている。

 そんな「悲恋でさえ叶う日」と伝えられてきた今日は『小暑』が始まる日でもある。

 二十四節気で『小暑』は梅雨明けが近づき、本格的な暑さを感じ始める頃で、江戸時代に著された『暦便覧』には「大暑来れる前なればなり」と記されている。また、この日から立秋の前日までが「暑中」とされている。

 『小暑』の候ではあるが、今年に限っては「暑中」のほうが気になる。暑中の終盤、7月23日から8月8日まで開催されるオリンピックはまさに暑中のビッグイベント。世界中のトップ・アスリートたちが日本に集まってきてくれるのは大歓迎だが、コロナ禍の影響で緊急事態宣言が出されているなかで行わう大会ということでオリンピック開催自体に禍根を残すことにならなければいいのだが。

 もし短冊を笹の葉に結ぶ機会が貰えていたら「夏らしさを満喫できる夏本番になりますように」と書きたかった。

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小暑』の候‥梅雨明け間近。暑中がはじまり、
       暑さが本格的になる頃。
[0707 - 3834]
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