一天にわかにかき曇り
午後半ば、それまで晴れていた空が急に暗くなり、ポツポツと大粒の雨が降り出した。
「こいつは来るな」と思い、すぐに避難したのだが……。間に合わなかった。まだ降り出して間もなかったためずぶ濡れだけは避けられたが、充分に濡れてしまった。
口に入ってきた汗混じりの雨を妙に懐かしい気分で味わいながら、近くのカフェに入って雨宿り。私と同じように避難してきた人たちが続々と入ってくる。皆さんしっかりと濡れている。
今年もゲリラ豪雨の季節になったようだ。
局地的な大雨というのが正しいのは分かっているが、これだけ急に土砂降りになると“ゲリラ”という言葉がぴったりだと改めて思ってしまう。
30分ほど経って雨が止んだところで、カフェを出てすぐに帰宅した。これで大至急取り掛からないといけなかった仕事にやっと手が付けられる。
夕立なら「おしめり」という言葉も似合うだろう。しかし、ゲリラ豪雨には災害になるかもしれないという怖さがつきまとう。
酷暑とゲリラ豪雨。いったい、いつから日本の夏はこうなってしまったのだろう。
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『大暑』‥夏真っ盛り。暑さ厳しき頃。
快晴・入道雲・西瓜・花火・汗・熱波
[0730 - 3856]
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