緊急事態宣言の定義も期間も
分からなくなってきた
今日、8月2日から新たに6府県で緊急事態宣言が発出された。これで、すでに出ていた東京と沖縄を合わせた8都府県がその対象になったわけだ。同時に5道府県にはまん延防止措置が適応されることになった。
ちなみに、福島県と栃木県は新たにまん延防止措置の適応を国に要請している。もしこの要請を国が承諾すれば、47都道府県のうち15の自治体に宣言か措置が適応されていることになる。いわば、日本の1/3の自治体がコロナ禍が手に負えない状態になると危惧しているわけだ。人口で考えれば確実に半数を越えるはずだ。
そんな状態だが、市民レベルの意識は低い。いわば「それってなに?」。宣言が出れば、自分は注意しているが周囲の意識が低いと自己擁護することで免罪符を手に入れたように感じている人が益々増えている。
マッ、宣言でも措置でも出せるものは出してもらおう、効果があるかないかは運次第だが。
ところで私は、今日から緊急事態宣言下になったのは東京だと勘違いしてしまった。すでに発出されているというのにである。
マスク、手洗い、消毒、孤食、外出制限、接触制限……。一年以上この状態で過ごしていると、身体が緊急事態宣言イコール日常生活だと錯覚するようになっているのかもしれない。
さて、これからの1カ月、どんな感染予防策をプラスすればいいのだろう。事業者に“お願い”をするのだったら、個々人にも、国からの要請として“納得できるお願い”をしてもらいたいものだ。
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『大暑』‥夏真っ盛り。暑さ厳しき頃。
快晴・入道雲・西瓜・花火・汗・熱波
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