秋の始まりとは言うけれど、
暑さは収まる気配なし
─残暑厳しき折、皆様におかれましてはくれぐれもご自愛のほどを─
立秋。暦の上では秋が始まリ、今日からは残暑となる。江戸時代に著された『暦便覧』には「初めて秋の気立つがゆゑなれば也」と記されている。
秋と言われても、まったく実感はない。むしろ真夏ど真ん中という気分。そろそろ涼しい風に吹かれたいという気持ちと、大好きな暑さがいつまでも続いてくれという気持ちが心のなかでせめぎ合っている。
図らずも。、明日8日は酷暑とコロナ禍のなかで行われてきたオリンピックが閉会式を迎える。いらぬ危機感のなかで競技に集中してきたアスリートたちの活躍と節度ある振る舞いには最大級の敬意と拍手を贈りたい。きっとパラリンピックに出場するアスリートたちも活躍をしてくれると期待しよう。
特別な夏になった今年、残暑の季節に何が起こるのだろう。今、日本はまさに“吉と出るか凶と出るか”の瀬戸際にいる。どう収めていくか、他人事と考えずに日々を過ごしていこう。
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『立秋』の候‥残暑厳しいなかにも秋の気配を感じ始める頃。
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