∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 総裁選終盤 ≡≡

f:id:Yutaka_TAWARA:20210923110037j:plain

文字通りオーバーヒート

 自民党の総裁選挙が間近に迫ってきた。報道陣はどこで、誰が、どんな政策を語ったかを微に入り細に入り伝えているが、その報道姿勢はまるで4人分の「今日の首相動静」を伝えているようなものである。いくら事実上の次期総理を選ぶ選挙だとしても、過熱し過ぎではないだろうか。

 この過熱状態を「自民党が裏で仕組んだもの」と仮定したらどうなるだろう。

 報道されればされるほど自民党の宣伝になるのだから、できるだけ報道陣に刺激を与えて盛り上げてもらおうという作戦というように考えられなくもない。
 キングメーカーになるためのに“当て馬”まで用意する重鎮たちの暗躍の一部をリークして、決選投票になったらこうなるという目論見を解説させたりと話題作りには事欠かない状態である。

 ちなみに、いつもは反対のための反対しかコメントしない野党側も政策を発表しているが、どれもこれもどこかで聞いたような政策の焼き直しばかり。これでは注目度は上がらないだろう。

 自民党にとっては、旧体制との決別を図るための分岐点なのかもしれないが、ここまで付き合わされるとは思ってもみなかった。
 いつのまにか党内選挙の選挙活動から総理就任時の所信表明の予行演習にすり替わってしまったと感じているのは私だけだろうか。

 余談だが、菅総理はこんな状況になることを予見してアメリカで首脳会議を行うことにしたのだろうか。
 無派閥だからこそ出来るワザかもしれないが、それだけではなさそうだ。たとえば、日本のキングメーカーになるよりも、世界政治のネゴシエーターやコーディネーターへの道を選ぼうとしていると考えるとすんなりと腑に落ちる。

・────────────────────・
秋分』‥秋の彼岸。夜が長くなり、駆け足で秋が深まる頃
[0925 - 3911]
・────────────────────・