散歩代わりの神社巡りの時
お参りすべき神様は？
神道で旧暦の10月（新暦の11月）は八百万（やおよろず）の神が10日ほど掛けて出雲に集まり、出雲大社に祀られている大国主命（おおくにぬしのみこと）を中心に来年の延命長寿、繁栄、安寧、縁結び、五穀豊穣などについて会合を開かれる月とされている。
出雲の国では全国の神様が集まってくるので今月を神在月（かみありずき）と呼ぶようだが、出迎える側も神経を使うのではないだろうか。
何かというと神社仏閣に出掛けている私は神様がいないとなると、散歩がてらお参りするのがお寺だけになるじゃないかとずっと思っていた。
そんなことを、とある所で話したところ、神無月でも各神社には留守神様がいらっしゃるのでお参りしてもよいというアドバイスをいただいた。
つまり、今風に言えば、会合に出掛けるのは代表者だが、留守を守るいわば役員のような存在がいらっしゃるというわけだ。
たとえば関東では恵比寿様や大黒天様、関西では恵比寿神や金毘羅様がそれにあたるという。各地に点在する道祖神が代役を務める場合もあるらしい。
他愛もない風習と言えばそれまで。私は時間が空いた時に恵比寿さまや大黒さま巡りに出掛けることにする。
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『秋分』‥秋の彼岸。夜が長くなり、駆け足で秋が深まる頃
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