【羽目外し】【用心堅固】【因果応報】
【羽目外し】羽目を外す。興に乗じて程度を忘れて周囲から目を背けられるような行動をするサマ。
【用心堅固】明確な理由が示されるまで慎重さを失わず注意を怠らないサマ。観察力に長けた人や周囲の雑音に惑わされない人に多い。
【因果応報】後悔先に立たず。過去の行為に応じて、現在の境遇が決まること。仏教用語では善悪両方の境遇を言うが、多くは悪行とその報いを指す。
今日、東京の新規感染者は49人。約1年4カ月ぶりの低い数字だったという。全国レベルでも369人という数字だったようだ。
感染爆発がピークを迎えていた2カ月近く前、日本に住む多くの人は感染予防するのが当たり前だと信じていた。ところが、現在のように急激かつ激減すると人それぞれの志向性がはっきりと現れてくる。
着々と新規感染者数が減り続けている現在、街には「喜んで開放感に浸ろう」とする人がいるかと思えば、一方では「減少した要因が明確にならない限り警戒し続ける」と決めている人もいる。そうかと思うと「いずれ感染は拡大する。今、はしゃぎすぎてリスクを高めている人は感染確率を自ら高めている」と人流の増加や経済活動の再開に批判的な人も出てくる、といった具合いだ。
少数派の中には、新規感染者が激減したことを素直に喜べない【天の邪鬼】な人もいるかもしれない。
コロナ禍は、これまで感じていなかった、人それぞれの志向をあらわにした。また、嫌悪感や寛大さの持ち様も変えたし、人それぞれが持っている選択の自由の定義までも変えてしまったのかもしれない。
この先どんな変化が生まれるのだろう。勝手ながら私は【岡目八目】な立場で興味津々見守っていくことにする。
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『寒露』‥朝夕の肌寒さ。紅葉。渡り鳥。そして食欲の秋
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