全世界が注目する不気味な数字
今日、東京のコロナ新規感染者は72人。全国の合計は731人だった。
新規感染者にしても重症者にしても、このところずっと下がり続けている。
感染が拡大し始めると急激に感染者が増えていくというのは、なんとなく分かるような気がするが、逆に、前週比半減の日が続きはじめると安堵感よりも不気味さを感じてしまうというのはどうしてだろう。
もっとも、ジワジワと減っていくとイライラがつのって政策の誤りを問いたくなるのだが……。
この急激な減少傾向については海外からも注目されているらしい。医療関係者や研究者はエビデンスを検討しているようだし、なかには驚きや疑問を抱いて取材する以前から捏造だと決めつけようとしている報道機関もあるようだ。
-そりゃそうだろう。日本に住んでいる人間の誰もが疑問を抱いたり、不気味さを感じているのだから、実際にリサーチしていない海外の人間に理解できるわけはない-
さすがにここまで減少が続くと「理由は分からないけれど減っているからいいじゃないか」とお気楽に捉える人は少ないはず。激減している理由さえ突き止められれば、有効な対策になるはずなのに、どうして分からないのかと苛立っている人がほとんどではないだろうか。
あらゆる分野の専門家が原因を突き止めようとしているはずなのに“分かりません”では済まされない。複合的な要因が重なり合っていてもいい。何としても原因を特定してもらいたいのだが……どうなっているのだろう。
「研究を続けてきましたが、特定出来ませんでした」という答え以外ならどんな理由でも受け入れようとしているのだが。
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『寒露』‥朝夕の肌寒さ。紅葉。渡り鳥。そして食欲の秋
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