今年の冬は
寒さ厳しく、電気代は高く
日中はさほど感じなかったが、さすが夜になるとグッと気温が下がってきたようだ。まだ11月の半ばといっても、季節は冬。寒くて当たり前である。
室温が下がってきたようなのでエアコンの設定温度を1℃だけ上げた。
そこでフト思い出したのが、この冬は電気代が高くなるという報道だった。聞くところによると「標準的な使用量でも数百円単位」になるという。数十円単位の値上げには慣れているが、数百円とは。思わず「上げ過ぎだ」と言いたくなってしまう。
原油やLNGの元売価格が高値で推移しているため、この値上げはやむを得ないそうだが、しがないオッサンに出来ることは、厚着をすることとエアコンの設定温度を上げることくらいしか思いつかない。
「寒さに耐えるか、値上げに耐えるか」
こう書くと、まるで究極の選択だが、寒さにめっぽう弱い私の答えは最初から出ている。
「値上げに耐える」である。
たとえ厚着をして過ごしたとしても、顔と頭は冷気に包まれてスースーしているなんて考えたくない。もちろん、部屋の中でもネックウォーマーとニットキャップなんて論外。やはり、冬の室内はホッカホカであってほしい。
ちなみに、我が家の居付き猫たちもそう考えているらしい。それぞれが暖気の溜まりそうな所から離れなくなっている。
寒さが本格的になる前に強力な暖房計画に取り掛かるのが、この初冬の課題になるのかもしれない。
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[season12/1113/24:45]
『立冬』‥冬間近。小春風と競い合っていた木枯らしが冬を運んでくる
photograph:ikenohata, ueno, tokyo
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