酉の市が終わり
また一歩
本格的な冬が近づいてくる
冬の前哨戦、『小雪』の時期がやってきた。二十四節気ではわずかながら雪が降り始める頃。暦便覧には「冷ゆるが故に雨も雪と也てくだるが故也」と記されている。
酉の市が終わり、そろそろ寒さが進む時期になると覚悟はしていたが、思った以上に早く、『小雪』になった途端に冷たい雨が寒さを運んできた。
今日からの約2週間は二十四節気の『小雪』の候。いにしえの人々は「小雪舞い散る頃」と表現したが、コロナ禍に翻弄されてきた現代人にとっては「2年ぶりにクリスマス・イルミネーションが恋しくなる頃」となりそうだ。
やり残したことを片付けつつ、人とのつながりも楽しみに出来る年の瀬を迎える直前。何年か経った時「あの年の『小雪』は特別だった」と振り返ることが出来ればいいのだが。
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［season12/1122/24：40］
『小雪』‥冷たい雨が雪に変わる。年の瀬の忙しなさが間近に迫る頃
photograph：ogubashi avenue, nippori, tokyo
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