∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ そこでスリスリしないでくれ ≡≡

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その行動ってどうなの?
掃除とマーキングの関係

 朝から年末の大掃除(の真似事)をはじめたところ、少年猫「チビくん」が近づいてきた。しばらくの間はゴーッという音がしている掃除機の吸込口を見つめていたのだが、ついには吸込口にちょっかいを出し始めた。最初は軽い猫パンチだけだったが、掛かってこないと分かった途端に飛びついてきた。
 こうなると掃除そのものをストップさせて引き離すのが一番。おもちゃじゃないことを分かってもらうしかない。

 しばらくすると遊び飽きたのか、吸込口からは離れていったが、その代わりに、きれいにしたラグの匂いを嗅ぎはじめ、身体をスリスリし始めた。
 やっと居付き猫軍団の毛を散り去ったぞと思っていたのに、匂いが薄くなった所を見つけ出してマーキングをし始めたのだ。それも毛足の長い冬毛をスリスリし始めたのだ。
 こちらとしては、冬毛の入り込んだラグをスッキリさせようとしていたのにハッキリ言って“元の木阿弥”“無駄骨”“台無し”“迷惑千万”である。
 これまでの彼はここまで極端にスリスリする御仁ではなく、どちらかというと傍観派だった。そんな性格を見越して掃除をし始めたのだが、どういうわけか広範囲かつ入念にスリスリしてくれたのだ。きっと彼は下僕が朝からゴソゴソしているのが気になったのだろう。

 ということで、大掃除の第一幕は不本意な結果に終わってしまった。ラグの表面にはモワモワした茶色い毛が張り付いたまま。もういい。どうせここは彼らの住処なのだから。
 明日は、彼がいる限り掃除は諦めて、片付けに集中したほうがいいかもしれない。

フー、「なんだかなー」。
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[season12/1229/24:30]
冬至』の候‥一陽来復。陽の光が伸びるにつれ陽の気が戻ってくる
photograph:SKY, downtown-tokyo
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