∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ オミクロン株拡大中につき ≡≡

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新基準の発令を期待

 デルタ株がオミクロン株に置き換わって、一般市民が抱いてきたコロナ禍に対する恐怖心や対処方法など、“温度差”が明らかに変わってきた。
 重症化し難いということもあるだろうが、それよりも、新型コロナが“未知の脅威”から“収束できる病”という認識に変わってきたことで、少し“心の余裕”が持てるようになり、従来のような切迫感が薄らいできているのだろう。
 そんな風潮の中で、まん延防止措置の発令が相次いでいるが、概ね、従来の制限を基準にしてハードルを下げている印象が強い。

 しかし、これまでと圧倒的に違うのは市民感情そのものだということに気が付いている首長はどれだけいるのだろう。いまだにこれまでに学習してきた知見や方策と発表方法で乗り切ろうとしている首長がいるように感じているのは私だけだろうか。国から言われたことだけを実行すればいいと思っている首長はいないだろうか。

 地域によって事情は違う。他県がどうだとか、国の指針ということだけで制限内容を決められたのではたまったものではない。「我が県はこれで行く」というくらいの決意が感じられない自治体も多いのではないだろうか。
 どんなに感染者が増えても施政は穏便に済ませるようにと指示している首長はいないだろうか。個人的にはいるように思うのだが。

 コロナ禍に節目の時をもたらしたオミクロン株に対応するためには、従来になかった施政がなければ対応しきれない。
 ちょっと大袈裟すぎるかもしれないが、飲食店に対する制限も「医療と経済の両立を図るために営業時間の制限は設けず、人数制限だけにする」というものでもいいだろう。それが正解かどうかは分からないが、試行期間を設ければ可能なのではとも思ってしまう。

 とにかく従来の方策の延長線上にある施策だけでは不充分なのだ。何事も公平にという行政の基本を逸脱してもいいから、一般市民から「自主的に予防しないと危ない」と思われないような施策を出してほしいものだ。
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[season12/0123/25:10]
大寒』‥見えない所で春の準備が進む、一年でもっとも寒い時期
photograph:daffodil at kudanshita, chiyoda-ku
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