コロナ禍ピーク超え
北京オリンピック閉幕
そして
ウクライナの未来
東京の新規感染者が5日連続で減少している。このまま減少し続ければ、おいおい治療中の人数や死亡者数も落ち着いてくるだろう。うまく行けば来週半ばにはピークアウトの声も聞こえてくるかも知れない。
ワクチン行政の不備を補うかのように始まった「みなし療養」や「隔離期間短縮」でかろうじて社会の混乱を最小限に抑えてきた第六波もやっと大人しくなってくれそうだと思うと、妙にホッとする。
そんなコロナ禍の中で行われている北京オリンピックも、あと約1週間で閉幕する。不可解な検査やジャッジが多く、そのほとんどに中国の関与が噂されている大会だが、選手のパフォーマンスの凄さとフェアな姿勢を見ているだけでワクワクしてくるのは私だけではないだろう。
そんななかで、オリンピックの閉幕と同時に未来図があらわになりそうなのがウクライナ問題である。
コロナやオリンピックとは別世界で進んできたロシアによるウクライナ侵攻は、いまやロシア対NATOの武力衝突になるか、それとも条件付きで撤退するかの最終局面を迎えている。
私は、平和の祭典でもあるオリンピックが閉幕した日かその翌日が期限になると睨んでいる。この日までに交渉がまとまらなければ、残念ながら武力衝突という最悪の事態も考えなければいけないのではないだろうか。
すべて、これからの一週間が“ツメの一週間”になる。すべてが丸く収まってくれればいいのだが。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
［season12/0214/25：15］
『立春』‥何かが始まり、何かが動き出しそうな予感に満ちる頃
photograph：MANEKINEKO/
(L)asakusa otori-jinja (R)ningyocho suehiro-jinja
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
