∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ ご存知でしたか ≡≡

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眼鏡レンズの拭き方の常識を
知らなかった男がここにいます

「普段はホコリを吹き飛ばした後、レンズクリーナーを吹きかけてから優しくレンズクロスで拭いてください」。
「汚れの酷い時は、薄めた中性洗剤を使って常温の水で洗ってください」。
「研磨剤が入っている可能性の高い固形石鹸で洗うのは避けてください」。


 今日、とある眼鏡店でこんなことを教えられました。眼鏡を使い始めてから約30年。ずっと“ピント外れ”な眼鏡のレンズ拭きをしていたことが判明しました。
 これまでの私流は……
「日常は、レンズに息を吹きかけて曇らせてからレンズクロスで拭く」
「汗や皮脂で汚れた時は、直接レンズに中性洗剤の原液を垂らして指でソッと擦りながら温かい湯で洗い流す。汚れが酷い時は湯温を高くする」。
「石鹸は使わない。ティッシュでホコリを払うなんてこともしない」。
こんなところでした。

 ところがこれではレンズのコーティングが薄くなったり、一見、傷が付いたような剥離が起こるとか。ちなみに、石鹸を使うと中性洗剤を使った時よりずっと早くコーティングが剥げてしまうようです。

 そうです、お察しの通りです。今日私が眼鏡店を訪れたワケは、レンズに“キズ”が入ったので買い換るというものだったのです。
 ところが訪れてみると、キズではなくコーティングの剥離で、その原因はクリーニングの仕方にあるということが判明したわけです。
 つまり、レンズに付いたキズ状のものは、不可抗力で付いたホコリやゴミのせいではなく、私自身のクリーニング方法にあったわけです。

 皆さん、ご存知でしたか眼鏡レンズの常識を。

 私は知らなかった。もっと早く、できれば30年前に知っていればと呆れ返っています。

 眼鏡は何本も買い替えてきました。時には何本かを着替えながら使っていた時もありました。そしてそのすべてをキズがついたと信じて買い替えてきました。
 間違っていました、問題は自分にあったようです。たしかにカメラのレンズを拭く時はクロスも使わず、強い息かエアーでホコリを吹き飛ばしますからね。それなのに、眼鏡レンズだけは「ハアー、ハアー。ツルツル」で済ませていたわけです。これではコーティングが剥げるのも当然です。

 新しい眼鏡が出来上がったら、何も考えずに眼鏡を拭くクセだけは正すことにします。
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[season12/0216/25:10]
立春』‥何かが始まり、何かが動き出しそうな予感に満ちる頃
photograph:MANEKINEKO/
(L)asakusa otori-jinja (R)ningyocho suehiro-jinja
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