∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 着々と進む戦時体制 ≡≡

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気掛かりなのは
戦時経済が招く
サプライチェーンの破綻

 ロシアによるウクライナ侵攻が激しくなり、それに呼応してNATO諸国や日本もリスクを承知で対抗策を打ち出している。
 国際的な決済ネットワークSWIFTからロシアを締め出したことをはじめとして多くは経済制裁だが、ドイツのように直截な軍事支援を打ち出した国もある。
 ずっと軍事支援に消極的だったドイツの方針転換とSWIFTからの排除はジワジワとロシアを疲弊させていくのは間違いない。
 おそらく来週以降も、直接的な軍事衝突はウクライナ軍とロシア軍、それ以外のサイバー攻撃と情報戦と経済制裁は各国でという図式が続くのだろう。

 拙い知識しかない私の現状把握はこの程度だが、実は私は、ウクライナの人々には申し訳ないが、戦いの行方よりも日本への影響のほうが気になっている。

 世界的に天然ガスや農産物などの基幹商品が動かなくなった結果、すべての物品の値上げや品切れが起こった時にはどう対処すればいいのだろう。コロナ禍の影響だけでも四苦八苦なのに、このうえ、戦時経済に突入してしまうとなると途方に暮れてしまうこと確実である。

 戦争で潤うのはほんのごく一部。グローバルなサプライチェーンが破綻すると、その悪影響は一気に世界を駆け巡ることになる。思わぬ痛手を被ってからでは遅すぎるのだ。

 国は現在の状況をどのようにリスク評価しているのだろう。遠くの国での出来事だからと静観しているしているはずはない。何かしらの予測をしているはずだ。不安感を煽るからと出し渋らず、早め早めに予測と警告を出してもらいたいものだ。
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[season12/0227/24:40]
『雨水』‥春間近。雪どけ。春を呼び込む雨。そして北帰行。
photograph:MIGRATORY BIRD/sinobazu pond, ueno
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