∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 弥生3月 ≡≡

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あっという間に
草木が芽吹く三月に

【弥生】旧暦三月の異称。語源は「いよいよ」や「ますます」を表す『いや(弥)』と『草木が芽吹くことを意味する「生い茂る」の(生)』が合わさった『いやよい』。草木が芽吹く月とされる。

 つい2カ月前に新しい年が始まったと思っていたら、あっという間に3月がやってきた。さすが「一月はイヌル、二月はニゲル、三月はサル」と言われるだけのことはある。個人的には、妙なヤボ用ばかりで日々が過ぎていったような気がしている。

 世の中がいかに殺伐としていても季節は確実に進んでいく。心地よい風と優しく包み込んでくれるような陽の光。気温が緩み、花の蕾がふくらみ、春本番へのカウントダウンが始まる。旅立ちの時を目の前にして、それまでの凍えるような暮らしにしばしの別れを告げる時。三月は季節と人それぞれにとっての節目の月なのかもしれない。

 暗く沈み、殺伐とした雰囲気が漂い続けている人の世にも春が訪れてくれればいいのだが。
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[season12/0301/24:50]
『雨水』‥春間近。雪どけ。春を呼び込む雨。そして北帰行。
photograph:MIGRATORY BIRD/sinobazu pond, ueno
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