∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 冬から初夏、そして冬へ ≡≡

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体調維持に振り回された墓参り

 土砂降りの氷雨のなか、3年ぶりに墓参りに行ってきました。行き先は父と母が眠る神戸東部の山の上の墓地です。
 コロナ禍で断念したり、ヤボ用が重なってお彼岸に行きそびれたりしてきたため、私の心の中に根付いてしまった、ある種の“後ろめたさ”を払拭させるためにもできるだけ早く行きたいと思っていたのですが、やっとお参りすることができました。

 墓参りはともかくとして。

 いつも日帰りで帰ってくるのですが、ここまで気温差があるのは初めてです。冬に逆戻りしたような寒さの東京と、初夏を思わせるような陽気の神戸を往復することになるとは思ってもみませんでした。深夜になって振り返ってみると、文字通りの“非日常”を体感したような気分になっています。

 今日の神戸は、晴天・無風・快適な気温というまさに初夏のような気候だったのです。
 出掛ける時はフランネル・シャツにシェトランド・セーター、そしてムートンコートという出で立ちでちょうどよかったのに、神戸に着いた途端にセーターとコートを脱いでしまうほど。それでもジットリと汗をかいてしまいました。
 晴天に恵まれた墓参りだからいいじゃないかと言いたいところですが、さすがにここまで暑いと身体がついていきません。

 早朝は寒さに震え、日中は暑さに汗を流し、そして夕方にはまた震える。いやはや、神戸港を見下ろす山の中腹で眠る父と母もとんでもない日に招いてくれたものです。
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[season12/0404/24:30]
春分末候』‥雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)
       気分一新。心ときめかしながら桜花を追う時期
photograph:SOMEIYOSINO/ueno park, taito city
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