コロナか値上げラッシュか
それともウクライナか。
災禍はどれかひとつにしてくれ
・今日、東京都の新規感染者は8,112人。一週間前と比べると130人多くなった。そのうち20％以上が20代だという。20代のワクチン接種率は約27％。75％以上に達した60代以上の接種率と比べるとかなり低い。ちなみに、尾身会長は「感染が急拡大する可能性がある」と発言している。また、イギリスではオミクロン株の新種「XE」なるものが発見されている。
・4月からは食料の原材料。5月からは電気料金。秋以降はほかの多くの分野で。来年3月には首都圏のJRや東急電鉄の運賃が値上げされる。ロシ産の石炭が輸入停止になり、エネルギーの供給がアンバランスになるため、すべての生産物が値上げされてもおかしくない状況になっている。
・ウクライナでは、ロシア軍がキーウ周辺からは撤収したが、多くの市民が虐殺され放置されていた。なお、東部地域では激しい戦闘が続いており、ロシア領土から発射されたミサイルで避難途中の市民まで攻撃されている。なお、日本も含め世界中の国が経済制裁や軍事支援を強化し、国連では人権理事会の理事国を停止する決議案が可決されている。
何もかもが厄介な問題ばかりである。それぞれを直視しなければいけないことは重々承知しているが、大きすぎる課題ばかりが三すくみで絡み合っているので“キャパオーバー”になっている。
「とりあえず、コロナと値上げだけ注意していれば」と諭してくれる方もいらっしゃるが、ウクライナ侵略の推移も気になって仕方がない。
少なくともコロナ禍が沈静化してくれれば、ある程度動きやすくなるのかもしれないが、やはりコロナ禍は曲者。そうそう簡単に沈静化してくれそうにない。
このままでは“災禍にまみれた年”の餌食になってしまいそうだ。どれかひとつでもいい。解決への道筋が見えてくるとありがたいのだが。
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［season12/0408/25：10］
『清明』‥春の息吹きが、万物に溢れるほどの生命力を与える頃。
『清明初候』‥玄鳥至（つばめきたる）。新たな生命の尊さを感じる。
photograph：SOMEIYOSINO at hanazono-jinja, shinjuku city
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