∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 新500円玉が一挙に三枚 ≡≡

あの一枚で門戸が開いてから10日。
たった一日で
財布の中身を守る四天王が集まった

 初めて新500円玉を手にしてから約10日。記念すべき一枚目はタンスの中にしまい込みましたが、それ以降は一向に出会うこともなく今日まで出会いのない日々を粛々と過ごしてきました。

 ところが今日は、なんと三枚も巡ってきたんです。最初の一枚と出会ったときは「とうとう二枚目が来た」とほくそ笑みながらしまい込み、次の一枚は「今日はついてる」としまい込み、最後の一枚は「ひょっとすると、これが世の中の当たり前?」と疑問を抱きながらしまい込み。
 そうなんです。三枚とも使わないままウチまで持ち帰ってしまったんです。もちろん三枚ともタンスの中に直行です。

 こんなこともあるんですね。

 たまたま、お釣りに500円玉が入る可能性が多い一日だったということもあるでしょうが、午後の数時間だけでこれだけ集まるとは想像もしませんでした。おそれく流通量が増えているんでしょうね。

 で、今日の500円玉。単純にお釣りで回ってきたとは思わずに、一枚目が口火を切ったあと、頃合いを見て回ってきたのだという観念的な存在に置換えてしまうことにしたんです。
 つまり『一旦門戸が開かれると、物事は知らず知らずのうちに波に乗り、新たな方向に進み始める』と思うことにしたわけです。

 合計四枚、金額にすれば2000円。使わずに取っておくのは、もったいないような気もします。でもこの四枚だけは「お守り」というか、気持ちを奮い立たせる「心の支え」代わりにすることにしました。マッ、何ごとも気持ちの問題ですからね。財布の中身を守ってくれる四天王がいてもいいはずです。

 オッと、これ以降回ってくる新500円玉はサッサと使いますので、ご心配なく。
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[season12/0422/25:30]
穀雨』‥春雨が草木を芽吹かせ、穀物の成長を促す頃
photograph:sinobazu pond, ueno, taito city
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