∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ マスク論議 ≡≡

すでに巷では
ノーマスク増加中。
それにつられて私も……

 5月20日に「マスクについての専門家の見解」が出て以来、さっそくノーマスクで歩く人が増えた。

 専門家の見解をざっくりまとめると「人通りの少ない屋外」「熱中症のリスクが高い時」「運動している時や自転車に乗っている時」など他人との距離が保てる場合や、ほかのリスクが上昇する可能性がありそうなら必ずしも必要がないということらしい。
 だが街中では、この発表を聞いた途端に「屋外・会話なしならマスク不要」という言葉だけが独り歩きし始めたわけだ。

 暑くなってきたし、我慢するのにも限度があるし、お墨付きが出れば人の目を気にする必要もないし。さっさと外そうと思うのは当然の話である。
 だが「人との接触が少ない屋外」というのがどういう場所なのかという具体例は示されていない。つまり個々人の主観が最終的な判断基準だと言っているようなものである。

 国はマスクにしてもワクチンにしてもすべて要請やお願いで危機を乗り越えてきた。それに対してノーマスク解禁に関しては前向きな見解で押し切ろうとしているわけだ。
 強引な制限を掛けられるより、自主性に任せてもらいたいと考える日本人は数多い。言葉を変えれば「待ちに待った時が来た。国から余計なことを言われたくない。自分で判断する」ということである。

 ということで、私も「人とすれ違わない場所ならノーマスク」という自主基準を少し緩めて「自己判断で雑踏と思われる場所を歩く時以外は口だけマスク」を追加することにした。
 口だけマスクなら鼻呼吸だけで過ごせるし、マスクの下が汗だくになることもない。しかも人混みに近づけばすぐに鼻も隠せる。人さまから冷ややかな目で見られることも少ないだろう。いい事ずくめである。
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[season12/0522/24:30]
小満』‥草木が伸びはじめる頃。夏めいていく中に梅雨の予感が。
photograph:souji-ji, tsurumi,city of yokohama
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