晴れれば元気
雨が降れば意気消沈
雨が降り続くと、それだけでなんとなくダルくなってしまうのに、晴れた途端にパワー復活「よし何でも来い、何とでもなる」と感じるのは私だけだろうか。
今日は数日ぶりにいい天気だった。外歩きが心地よくて、ワケもなくウキウキ気分になってしまった
二十四節気の基礎になっている旧暦では5月は梅雨真っ只中だった。この約1カ月の新暦とのズレが言葉の使い方を変えてしまった代表的な例が「五月晴れ」だ。
つまり「五月晴れ」は梅雨の合間の晴天を指す言葉で「梅雨晴れ」と言い換えられることもあったという。
今どき6月に入ってから梅雨の晴れ間を「五月晴れ」と表現する人は、よほどでないと見つからないが、季節感に合わせると“6月なのに「五月晴れ」”が正しい言葉遣いということになる。
大袈裟なようだが「五月晴れ」の使い方を変えたのは明治維新といってもおかしくないわけだ。
マッ、そんなややこしい問題はさておき。
晴れれば元気になれるというのは厳然たる事実。このまま「梅雨晴れ」が続いてくれれば、ずっと元気でいられるのだが、そうもいかない。
梅雨時分は晴れれば元気、雨が降ると意気消沈という私の性分を見直したほうがいいのかもしれない。
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[season12/0609/24:50]
『芒種』‥古くは田植えが始まる頃。梅雨空の下で紫陽花や花菖蒲が咲く
初候‥螳螂生(かまきりしょうず):かまきりが生まれる頃
photograph:hydrangea, kasuga, bunkyo city
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