∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ コロナ禍を忘れずに ≡≡

ようやく
東京の新規感染者が
960人まで下がった

 今日、ようやく東京の新型コロナ新規感染者が3桁まで下がった。960人。首都圏3県や沖縄なども下がっている。比較的人数が少なくなる月曜日だといえ、まずまずの推移と言っていいだろう。

・一進一退を続け行方が見えなくなったウクライナ戦争と、それに起因する世界的な食糧危機の恐れ。
・遺骨が見つかったことで少女の死が確認された山梨県で起こったの失踪事故。
・不正だらけで評価のしようがない遊覧船沈没事故。
ウクライナとコロナ禍を端緒とする異常なほどの諸物価高騰。
・八方塞がりに陥り、続けるしか方法がなくなってしまった日本の低金利政策。
・国力の低下を各国の為替ディーラーに見透かされてしまった円安。
・よくぞこれだけワルがいたものだと呆れてしまう持続化給付金詐欺。
・具体的な指標を示さないまま見切り発車した侮辱罪の厳罰化。
・進化に追いつけず、やりたい放題になっていたターゲティング広告への規制にようやく乗り出した改正電気通信事業法の成立。

 この数カ月間、日本は大きく動き続けてきた。そのためコロナ禍についての話題は控え目なものになってきた。

 コロナ禍ばかりが焦点化していた頃と比べれば報道の視野が広がり、いい傾向ではあるが、同時に「まだコロナ禍だ」という危機感を忘れがちになっていないだろうか。近頃、日本のコロナ禍関連で報道されるのはインバウンドへのトライアルや観光事業の再開、そして4回目のワクチン接種だけになったと言っても言い過ぎではないだろう。

 まだコロナ禍は収束していない。

「まだコロナ」のキーワードを消し去った途端にリバウンドしてしまったという事態が起こるかもしれないのだ。そうなると、今度は「コロナ禍に縛られたまま、物価高にいじめられる」という二重苦の生活になってしまう。

 期待を込めて言えば、コロナ禍が収束するまであと少し。国や自治体の施策や方針が理不尽だとか、整合性に欠けると思い始めた今こそ気を引き締めておこう。
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[season12/0613/24:50]
芒種』‥古くは田植えが始まる頃。梅雨空の下で紫陽花や花菖蒲が咲く
次候‥腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる):里に蛍が飛び始める頃
photograph:IRIS:horikiri-shoubuen, katsushika City
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