耐暑法に昼寝を追加
──今日も暑かった。非常に暑かった。びっくりするほど暑かった。──
陽の光が降り注ぎ、萎えはじめていた身体にエネルギーが注入するような心地よさもあるけれど、それ以上に暑すぎた一日でした。
猛暑で有名な熊谷では38.4℃、最高は伊勢崎市の40.2℃(6月の気温としては観測史上最高)だったとか。東京も35.4℃と酷暑期と同じような気温でした。
そんな暑すぎる日、野暮用を済ませるために午後の数時間都内をウロウロしていました、「失敗したあー」と思いながら。
吹き出す汗を抑えるために何度タオルで顔を拭いたことか。持っていた小さなタオルは、気がつくと、すっかりびしょびしょになってしまいました。
「これはイカン。今日は退散しよう」と決めて予定を変更してそそくさと帰宅しました。
ぬるめのシャワーを浴び、エアコンの冷気が当たる所でキンキンに冷えた麦茶を飲んでひと心地ついたところにやって来たのが“眠気”でした。きっと、身体がまだ慣れていない暑気から解放されたのでしょう。
そんな身体の欲求には即答えなければと、迷うことなく横になりました。1時間爆睡してあとのすっきりした気持ちと言ったら……。
そういうことなので。今日から耐暑法に昼寝を加えることにします。
その日の都合次第という条件付きですが、夕食前の30分だけでも熟睡すれば、かなり体調維持に効果があるのではと期待しています。特に外歩きの時間が長くなる日には効くはずです。
大好きな夏だけに、付き合い方や楽しみ方に無理は禁物。それなりに折り合いを付けさせてもらいます。
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[season12/0625/24:40]
『夏至』‥一年で一番昼が長い時季。太陽のエネルギーが満ちる頃
photograph:SOUJI-JI/tsurumi, yokohama city
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