さあ、動き始めよう
7月10日24時すぎ。参議院選挙の投開票は続いている。選挙前から囁かれていた与党の安定多数と野党の衰退という構図が確実になったようだ。
改憲、安全保障、物価高と賃金上昇……。国が取り組むべき課題は多岐にわたるうえに社会構造の変化を求める難題ばかりである。
これからの3年間、ほぼ国政選挙が行われないと仮定すると、国政運営を担う与党に大きな責任が課されたことになる。
そのなかには改憲問題のように国民投票が必要になる課題も含まれている。また、防衛・食料自給率・エネルギー・感染症予防など多岐にわたる問題が複雑に入り組んでいる安全保障全般に関わる課題もある
大きな岐路に立たされている日本の将来が見えてくる可能性の高い3年間をどう国政と向き合っていくべきか、我々のような市井の民に託された課題も多い。つまり、政治と生活実感の間には隔たりがあって当然という立ち位置では済まされなくなったと言ってもいいわけだ。
選挙以外の方法で生活実感を伝えるにはどうすればいいのか、それに対して、政治家は“声なき声”をどう吸い上げるか。
ひょっとすると、市井の人間が今すぐに取り掛かるべき課題は政治を真正面から注視し続ける姿勢なのかもしれない。
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[season12/0710/24:40]
『小暑』‥あっという間にやってきた夏本番。暑中見舞い。七夕
photograph:SKY at nippori, arakawa & taito city
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