∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 自然の恐ろしさ ≡≡

自然災害ほどの
酷い仕打ちはない

 山形・新潟・石川・富山各県の一部地域では線状降水帯による甚大な被害が出ている。しかも、しばらくの間は警戒を緩められないという。

 テレビで河川氾濫の状況を見てしまうと「たかがこの程度で」とお叱りを受けそうだが、東京でもよく降った。それも雷付きだ。

 夕方5時過ぎ、モニターを見つめていた時だった。我が家はドカーン、シュパーンという大音響とグラッと揺れるような地響きに見舞われた。
 すぐ近くに雷が落ちたようだった。そして間もなくザーという音とともに雨が降り出した。
 東京の下町は降りそうで降らない状態が続いていたが、降り出してみると驚くような豪雨だった。もし外出中ならずぶ濡れになっていたはずだが、ヤボ用を片付けるために“おこもり状態”になっていたのが幸いしたようだ。

 おそらく線状降水帯に襲われた地域の皆さんも降り始めた時はこの程度にしか感じていなかったのではないだろうか。しかし、その後すぐに自然の猛威に晒されることになり、アレヨアレヨという間に経験したことのない“水の恐怖”のなかに叩き落されたのではないだろうか。

 地震にしろ豪雨にしろ、自然災害はいくら予報が正確でいち早く警報が発令されたとしても、逃げるのもままならない災害である。「為す術もなく」被災した人々は、生きてきた軌跡をすべてもぎ取られてしまい、失意とともに救助を待つことでしか安全を確保できない。しかも、裸一貫からの再スタートを余儀なくされるわけだ。

 例年の事とはいえ、またもや、自然の恐ろしさを味わうことになった。
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[season12/0804/24:40]
大暑』‥暑さのピーク。夏休み。熱中症。暑中見舞い。土用の丑
photograph:FOUNTAIN / ueno park, taito city
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