∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 案外、いい響きじゃないか ≡≡

お盆の季語は
渋滞情報と混雑状況

 今日からお盆休暇に入り、テレビでは高速道路の渋滞情報を伝えている。
 コロナ禍が始まるまでは当たり前だった“渋滞情報”を聞きながら「久しぶりに聞いた夏の風物詩だ」と思わず聞き入ってしまった。

 この渋滞情報や混雑情報、コロナ禍が始まる前まではウンザリするような気持ちで聞いていたのだが、今年は「なんだか懐かしいなあ。案外いい響きじゃないか」と感じてしまった。

 警戒するばかりでは前へ進めない。国の指針にも説得力がない。緊張しているのはこれまで同様に医療関係者だけだ。重症化のリスクも低くなっているらしい。なにより我慢するにも限度がある。ならば、3年間で覚えた感染予防策をフル活用して出掛けようじゃないか。「充分な感染対策」の基準がどこにあるのかいまだに判然としないところはあるが、とにかく、世の中は再会と行楽にカジを切ったのだ。

 夏休み明けに新規感染者が増加してしまってもいいではないか。リスクを背負いながらの非日常体験になりそうだが、これだってある種“忘れられない夏の思い出”である。

 やっとコロナと共存する夏がやってきた。
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[season12/0811/25:00]
立秋』‥夏真っ盛りに気付く秋の予感。残暑見舞い。虫の音。秋雲。
photograph:STRANGE TREE/souji-ji, tsurumi, yokohama city
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