いい年の瀬が迎えられるように
いい年になることを願ってスタートした今年も、あっという間に10月になってしまった。
2022年もあと3カ月。そろそろ“とっちらかったまま”の身辺を整理しなければいけない時期かなと思い始めている。まだ思い始めただけだが、何も意識しないよりはいいだろう。
神無月は八百万の神様が出雲にお出掛けになる月。つまり神頼みの効かない月だが、うまくしたもので、仏様は皆さんご在寺である。願い事があれば、お寺に行けばいいわけだ。もっとも、お寺にいらっしゃるのか、天上にいらっしゃるのかは不明だが。
ところで、10月は衣替えの時期とも言われている。気候変動の影響で、今どきこの風習を守っているのは制服の世界だけになったが、それでも冬物に着替えた姿を目にすると「まだ暑いだろう」と思う前に「ああ、秋だな」と感じるものである。ちなみに私自身は、たとえ肌寒くても半袖＋薄手のコート程度で通そうと考えている。
そんなバカ話をしている場合ではない。身辺整理の時期である。あっちへフラフラ、こっちでキョロキョロの性格も見直して、どっしり構えるようにしたほうがいいかもしれない。とはいっても、これまで積み上げてきた生きざまを放棄したり、停止させたりするわけではない。もう少し落ち着いた暮らし方や考え方を
するだけである。
よし。素晴らしい年の瀬を迎えるためにもやってみよう。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
［season12/1001/25：20］
『秋分』‥秋の彼岸。自然の舞台転換。昼夜の長さ。新米。曼珠沙華。
《蟄虫坏戸》‥むしかくれてとをふさぐ‥虫が土中に掘った穴を塞ぐ。
photograph：SKY TREE view from UENO-SAKURAGI, taito city
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
