∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 『春分』の節季 ≡≡

暑さ寒さも彼岸まで

「日天の中を行て昼夜とうぶんの時なり」(暦便覧)

 昼と夜の時間がほぼ等しくなる『春分』の節季がやってきた。季節の変わり目でもあり、ご先祖さまを敬い祀る時期でもある。

 昼夜の時間が等分というのは秋分も同じだが、感覚的には昼間が伸びていく春分は“勢い”が伸びていくような気分になる。
 桜は満開だし、気候はいいし。春爛漫のこの季節は何をやってもウキウキとしてしまう季節である。

 しかも、古来から伝わる雑節をひもとくと、今日は「一粒万倍日(わずかなものが飛躍的に増える日)」と「天赦日(天が万物の罪を許す日)」が重なるうえに「寅の日(出て行ったものが必ず戻ってくる金運上昇の日)」まで重なった最強開運日だと言われている。

「たかがゲン担ぎ、されどゲン担ぎ」。最強開運日というのならそれでいい。そのまま受け取っておこう。

 春から夏へ。“勢い”をつけて過ごし続けたいものである。
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[season13┃21 Mar. 2023┃12:50 JST
春分』の節季:春爛漫。昼と夜が等分に。お彼岸。ぼた餅。
┃CHERRY BLOSSOMS in YANAKA) 1/9┃
yanaka district, taito city.
Photographed on 02 Apr. 2022