【はやりやまいの頃】
この2週間ほど、僕の周囲でも流行中の病気で仕事をお休みする人間が増えています。インフルエンザがほとんどですが、なかにはノロウイルスという不運なヤツもいます。
そんな中、僕はというと……。正直なところ、ジワジワと“危機”が迫ってきているように感じています。恐怖というほど大袈裟なものではないけれど、やはり気持ちのいいものではありません。なにしろ、昨日まで目の前にいた人間がほとんどなんですから。
それと同時に、休んでしまった人間の仕事をカバーするために普段以上のドタバタを演じてしまうこととなり、かなりのお疲れモードに陥っています。
仕事仲間の病気が早く治ることを願いつつも、自分の仕事ができるだけ早く平常モードに戻ることも願っている自分を発見して情けなくなっています。自ら好んで病気になったわけじゃない彼らが完全治癒して復帰するだけでいいじゃないか、とスッキリ割り切れないくらいの混乱状態に陥っているからでしょうか。今の状態が続くようだと今度は僕のほうが倒れるかもしれない。そんな異常な状況に陥っています。
それにしても、流行っているんですねえ。こんなに身近なところまでインフルエンザやノロウイルスが迫ってきているなんて想像もしませんでした。
今年の冬も終楽章に近づいた今、改めて伝染病の怖さを知ったになったように感じています。
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