∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

終電延長

【接続なしの電車網】


 終電時間ギリギリまで仕事をしたり遊んだりして、半ば小走りで駅へ行き地下鉄に乗る。そしてJRのターミナル駅で乗り換え。「なんだ、あと2本。まだ余裕あるじゃん」。
 あるいは逆に。たとえば山手線の最終電車でJR新宿駅に。地下鉄丸ノ内線に乗り換えて中野坂上に。と思っても、地下鉄の終電はとっくに出てしまっている。となると、タクシーに乗って帰宅するか、それとも朝まで飲むか。


 24時間動いている街、東京も電車やバスなど公共交通機関の終電時間や接続となると、疑問符がつくことが多いのではないでしょうか。
 自宅近くの駅から出るバスが終わっているのはともかくとして、ターミナル駅で電車の接続がないのは深夜帰宅者に対しての社会的制裁か、などと大袈裟に考えてしまったりすることも。長蛇の列が出来ているターミナル駅のタクシー乗り場でじっと待ち、ようやく乗車。電車なら20分で着くところでも待ち時間を入れると1時間近く掛かることだってあります。


 そんな都会の不便が解消に近づくかもしれない取り組みが始まりました。地下鉄の終電時間を約30分遅くして、JRとの接続を良くして帰宅難民を減らそうというものです。
 最初にニュースを聞いた時には「オッ、いいじゃない」と素直に喜びました。しかし、24時間眠らない街とはいっても帰りたい時は帰りたい。どうせならいつもどおりの接続であってほしいと思うのが人情というもの。
 保線作業や人員の手配など、難問山積みだと簡単に想像できますが、できるだけ早く実現させてほしいものです。
 ちなみに、何度も電車に乗り遅れて、歩いて帰宅した経験を持つ僕としては、ベストは終夜運行、二番目は時間延長です。三番目は、当然のことながら早く帰ることです。


[1006]