【で、僕自身は】
毎年の恒例になっている今年の漢字が発表されました。「金」。これで三度目、というかオリンピックが開催された年はこの漢字が選ばれているようです。「金」をキンと読めばいいのか、カネと読めばいいのか判りませんが、今のところ、個人的にいうとカネと読みたいところです。
この『今年の漢字』は一般投票でもっとも多かった字が選ばれるということですが、一度使われた漢字は使えないというルールを作ればこの投票ももっと興味深くなると思うのですが、ルール改定はないんでしょうか。
ところで、僕自身にとっての『今年の漢字』は「悩」、つまり「悩む」です。
この字は、今年の生きざまを象徴する漢字でもあり、実際に直面した体験も表現したものなんです。これからの行き方はどうあるべきかと悩むことも多かったのも事実だし、同時に9月以降はまさに漢字そのものに悩まされたのです。
例の検定試験では、まさに漢字に悩まされました。読むことに問題はないのですが、いざ書くとなるとまったくと言っていいほど書けなかったのです。そのため9月から11月半ばまでの2カ月半は数十年ぶりに小学生流の書き取りの練習を繰り返しました。ようやく少しだけ書けるようになったと思っていますが、まだまだ未熟そのものです。それでも、この歳になって今更ですが、ちょっとだけ成長したのではと感じています。ワープロソフトばかり使ってきた報いが現れたと反省していますが、試験から離れると、どうしてもキーボード一辺倒になってしまいます。きっと何ヶ月かするとすっかり忘れているんでしょうね。
ちなみに、問題の検定試験の結果はまだ出ていません。解答速報はウェブ上にアップされているようですが、怖くて見ていません。
さあ、悩んでばかりいないでいい年越しができるように踏ん張りましょう。
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