
あと5日で『小雪』の節季だといのに
11月後半、二の酉の日としては暖かすぎる1日だった。日中は薄手のコートなしでも充分。いや、日の当たる場所なら汗ばむくらいだった。
二十四節季に七十二候を合わせた暦では今日から立冬末候。「秋が極まり冬の気配が立ち始める」という二十四節季の最後の候である。あと5ひもすれば二十四節季で「少しだが雪が降り始める頃」とされる『小雪』の節季が始まる。
要するに肌寒さから本格的な寒さに向かっているのが当たり前の時期なのだが、どうも今年は違うようだ。
はっきりと春夏秋冬の四季に分かれていた日本が夏冬の二季になってしまう可能性が大きくなってしまったようだ。
将来的な話だが、我々が日常何気なく使っている季節を表す表現も文化も伝統文様も何もかもが通じなくなる可能性だってないとはいえなくなってきたわけだ。衣服も食材も変化せざるをえなくなるかもしれない。
このままでは我々が享受している四季を我々の子孫は楽しめなくなる恐れもある。それでいいのだろうか。「たとえ四季がなくなったとしても、孫やひ孫たちはそれなりに順応していくはずだ」と季節感の喪失を先送りしていいのだろうか。
=・=[season15]24:30/Nov.17 2024 立冬末候 =・=
〈YELLOW CARPET after RAIN〉
Autumn Leaves in the City 3/3
Takashimadaira, Itabashi City.
Photographed on Dec.06,2023