トカラ列島に平穏を
気象庁の発表によると、21日～24日10時までのたった3日間で鹿児島県トカラ列島近海では震度1～4の地震がを327回も観測されているとのこと。単純計算すれば1日で100回以上、1時間で4～5回揺れている計算になります。
プレートテクトニクスや海底火山の多さなど群発地震が発生しやすく、これまで何度も群発地震に襲われている地域だとしても、さすがに多すぎます。
多くの地震学者は「要注意だが冷静な対応を」と、いたって客観的な見解を述べています。地震学者としてはそうなるんでしょう。しかし、実際に揺れ続ける所で生活している皆さんは、文字通り「夜もおちおち寝ていられない」状況に置かれていることは間違いありません。
地震がこれ以上頻発すれば、関係者以外は全員が島外に避難ということだってあるかもしれません。
蒸し暑いだの、豪雨になりそうだと東京人が言っているのをトカラの人たちはどう感じるでしょう。「自然はそんなに甘くない」と厳しく叱責されるかもしれません。
私のように、何の手助けも出来ない身としては、地震が収束するのをひたすらに願うばかりです。
＝＝［season15］Jun.24 2025 夏至初候 ＝＝
〈SEASON of MIDSUMMER SOLSTICE 1/3〉
Urban Sunset
Nishi-Nippori, Arakawa City
Photographed on May 22 2024
