この続きはコーヒーと一緒に

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

投票所整理券

【争点が・・・】


 〈ご連絡〉明日をコンピュータ・セッティングの最終日にするべく鋭意、遊んでいます。のんびりムードに浸りきっているため、最終が明後日になるかもしれませせんが、それでも結構とかなりゆるーい精神状態。本当は切羽詰まっていないといけないのですが。ウーン、マッ、いいか。


 それはそれとして。
 都知事選の投票所整理券が届きました。告示後まだ数日ながら選挙戦は中盤。各候補の主張も「ジャブからストレート」に変わりつつように感じています。
 ただ、その主張のなかには僕にはいまだに都知事選としては馴染まないものがあります。そう、原発問題です。
 日本で最も電力を消費している東京だけに、東京が脱原発を推進すれば日本全国にその思想は広がり、定着していくという論理は判ります。原子力から再生可能エネルギーへの変換を、というのも判ります。
 脱原発は時代の要請であることは間違いないと信じている僕ですが、それでも、都知事選でそれを争点にするのはいかがなものかと思うのです。
 社会保障、福祉、教育、雇用、治安、道路など都政そのものに問題はないのでしょうか。あっという間にその日が来てしまうオリンピック以外にもまだまだ議論を重ね、新規の発想や修正が必要なものがあるはずです。それがいつの間にかアッという間に、東京都イコール原発の是非という図式に書き換わってしまったような気がしてなりません。
 東京は国と同様の発言力と指導力を持っているから国政と舞台を同じくして当然なのでしょうか。都民は日本の世論を排他的にリードする権利を持っているのでしょうか。
 「原則的に東京都は原子力発電で生まれた電力を使わない」と主張したくらいでは選挙公約としては“弱い”のでしょうか。
 あと2週間。これまで以上に各候補者の主張に注目し続け、そのうえで今日届いた投票所整理券を活用したいと思います。


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