【たかが雨、されど雨】
昨日の夜から降り続いてきた雨がそろそろ止みそうです。雨よりも風の強さのほうが気になった昨日の雨。未だに痛む右腕で傘を持っていることの難しさを改めて知らされました。
強烈な風で傘が飛びそうになるたびに力を込めて傘を持ち、風の吹いてくる方向に傘を向けるという単純な動作の辛かったこと。腕にビリビリと激痛が走ってしまいました。かといって腕力の劣る左手に持ち替えると、情けないほど傘が振り回されてしまい……。途中で濡れてもいいから傘を畳もうかと思ってしまうほど。
春の雨と強めの風という夏場のゲリラ豪雨とは比べものにならないくらい軽い雨だったのに、右腕が痛いというだけでこの始末とは我ながら情けなくなってしまいました。
とにかく早くこの痛みから解放されないと、ちょっとしたことでも不自由を感じて、結果的に情けなくなってしまうかも、という焦りと不安に苛まれてしまった昨日の雨がようやく止んでくれそうです。よかった。たかが春の雨だったのに、ホッとしているんです。何しろ、まだ痛みが消えないもので……。
しかし、僕の場合は単なる筋肉疲労からきた痛みです。もしこれが、なんらかの障害で腕が使えないと慣れば、いったい……。こんな痛みに負けているなんてお恥ずかしい限りです。
［1293］
