∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

〓〓 朝の光の中を傘を持って 〓〓

当たってよかった!

「午後から急な雨が降るかもしれません」。天気予報を信じたものか無視してもいいのか迷いながら傘を持って出掛けました。快晴ではないけれど、充分に明るい空の下、傘の存在が気になって気になって……。
 駅のホームで電車が来るのを待っている時に周囲を見渡してみると傘を持っているのは私だけの様子。一気に “雨予報” が不安になってしまいました。

 そして夕方。

--来ました、雨です。当たりました。傘の出番です。信じてよかった。さすが今どきの天気予報だ--

 たかが雨ひとつで、不安と落胆と興奮を味わってしまうなんて。まるで、何かの賭けに勝ったような気分です。それにしても当たりますねえ、今どきの天気予報は。もう、天気予報は「予報」じゃない、「予定」に近いですね。

 エーッと。……明日はどうなる? 朝は雨だが徐々に晴れる? 分かりました、傘をさして出掛けます。

≡≡[season14]24:00/May 08.2024 立夏初候≡≡
┃COLORFUL BASIN┃
-Competition of the flowers-
Kanda-myoujin, Chiyoda City.
Photographed on May 16.2023