∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

各々方、ご油断めさるな

【12月14日といえば】

 「12月14日って、何かの日だったよな」。「エーット、アッ、そうか忠臣蔵の日か。各々方、ご油断めさるなの日だったな」。
 赤穂浪士の吉良邸討ち入りを戯曲化して語り継がれてきた仮名手本忠臣蔵は忠義の心を教えるものとして日本人の心に刻まれてきました。
 史実とは違うとか、新暦ではなく旧暦で数えるべきだとか、諸説入り乱れたうえに物語そのものも家族から見たもの、一人にスポットライトを当てたものなど数え切れないほどの角度から取り上げられてきました。
 これほど日本人に浸透した事変と戯曲はほかにないでしょう。

 そんな忠臣蔵の日、僕はどうしていたか。……吉良邸跡を訪れるでもなく、義士祭に参加するでもなく、いつもどおりの生活でした。もちろん太鼓も叩いていないし、誰かと今生の別れをしたわけでもありません。かろうじて言えそうなのは、討ち入りの日が満月だったという史実を受け入れて、今日の満月を見に行くくらい。それだってこのブログを書いたあとで見てみようかなというくらいです。
 忠義の世界とは縁がないのかもしれません。年の瀬が近づくと忠臣蔵が見たくなるのが通例だったのに、すっかり離れてしまいました。ちょっとレンタルビデオのお世話になったほうがいいかもしれません。
 それはともかく、ちょっと満月の下で寒さに震えてきます。なにしろ今日はずっとキーボードの前に居て、まったく外の世界と触れ合っていませんからね。気分転換にもなるでしょう。

 ということで。明日が素晴らしい一日になりますように。おやすみなさい。

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