この続きはコーヒーと一緒に

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

梅雨寒の一日

【この言葉、新鮮】

 梅雨入りしてからまったく雨が降らないという妙な状態も今日で終了。ようやく梅雨らしい雨が降りました。気温もグンと下がって肌寒いくらい。「梅雨寒」という言葉がぴったりの一日でした。

 真夏のような暑さが続いていた昨日まですっかり「梅雨寒」という言葉を忘れていました。
 シトシトと降り続く雨。肌寒く感じるような気温。このふたつが合わさってこその「梅雨寒」。雨の「あ」の字も感じなかった昨日までこの言葉を使う日が来るなんて想像もできなかったので、妙に新鮮でした。

 やはり季節感を表す言葉って、いいですねえ。情緒があるというのか、風情があるというのか。どんなに時代が進化しても自然と共存しなければ生きていけない人間の本質が見え隠れしているような気もします。

 久しぶりの雨だったからでしょうか。いつもならウンザリするのに、今日は冷たい雨の中を歩くのが気持ちよくて気持ちよくて。なんだか身体の中までしっとりしたような気分になり、生き返ったようでした。

 ということで。明日が素晴らしい一日になりますように。おやすみなさい。

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