二十四節季を整理する
冬至、夏至。春分、秋分。立春、立夏、立秋、立冬。このブログに掲載する写真の入れ替えの基準にしている二十四節季は、これら核となる節季(八節)を中心に組み立てられている。
時代の移り変わりのなかで、その取り扱い方は変わり、今ではアクセント代わりに使われている程度だが、それでも、2400年以上前(紀元前4世紀)に古代中国で誕生したこの暦は季節の移ろいを仕分ける目安として生き抜いてきた。
日常生活のなかで何気なく使っている「暦の上では」という言葉はほとんどがこれらの八節が使われている。簡単に言えば「季節の変わり目」は今でもこの自然暦が使われているわけだ。いくら容易に正確な時や天気予報が入手できるようになってもだ。
ちなみに、残りの16節季はそれぞれの節季をより細かく補足するものとして使われている。
そんな古典的な暦を、私的な写真の入れ替え用に使うのも考えものだが、使い勝手の良さではダントツ。他の追随を許さないものがある。
おかげで、きちんとした研究もしていないのに、二十四節季の言葉の意味を説明したり、利用させてもらったりすることが増えている。
今日、冬至の節季では中ばの次候を迎える。
(これまた混乱を招きそうな細かい仕分けだが「候」は5日間を目安に変わっていく)
今年もあと数日。穏やかに暮れていって欲しいものである。
==[season15]Dec.26 2024 冬至次候 ==
〈PRAY to GOD〉
Shining Light leads to New Horizons
Higashi-nippori, Arakawa City.
Photographed on Dec.18 2021