∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

2011-06-10から1日間の記事一覧

何も持たずに一人で逃げる

【吉村昭氏の本を読みながら】 先ほどまで日暮里で生まれ育った作家、吉村昭氏の自伝『東京の下町』(文藝春秋刊)を読んでいた。今、僕が住んでいる荒川区ゆかりの作家というだけで読み始めたのだが、戦前から戦後にかけての東京の下町の様子を鮮やかに描写…