∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

線路に落ちた!

六本木駅


 一昨日の夜、東京メトロ日比谷線六本木駅で停車中の電車とホームの隙間から女性が線路に落ち、友人が「落ちた!」と駅員に知らせたもののバッグが落ちたものと錯覚して「後で拾います」と声を掛けただけでそのまま発車。落ちた女性はホームの隙間に逃げたために大事には至らなかった、という事故がありました。


 駅員が安全確認をせずに発車させたことが最大の問題なのは当然ですが、今のところ、駅のホームそのものがカーブしていて、広い所では25センチも開いてしまうという構造上の問題は「お咎めなし」のようです。
 この隙間をなくすために駅のホームを直線化すれば、「人が落ちる」なんて事故は無くなるはずなのに、当初の設計を変更することは不可能ということでしょうか。安全性の向上を目指すためには駅員による徹底確認しかないということでしょうか。
 どこか違っているような気がします。
 シンプルに安全性の確保を第一に考えれば、たとえ大掛かりになったとしても、物理的な変更が必要なのではないでしょうか。
 確かに、人身事故にはならなかったけれど、今回の事故は、ハッキリ言って「人身事故」同等だと確信しています。


 それにしても、25センチの隙間から落ちるなんて。少なくとも、僕には難しそうです。
 六本木駅から日比谷線の後方車両に乗る場合「ピョンと飛び乗る」ようにはしていますが、そうしなくとも、落ちてもおなかがストッパーの役割をするはずです。……これはこれで情けないな。


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