∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

今日もかろうじて暑さをしのぎ、生き延びることが出来ました。

【勝手気ままな生き様ですが】

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
〜〜
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
〜〜
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ

雨ニモマケズ宮沢賢治
青空文庫より転載
底本:「【新】校本宮澤賢治全集 第十三巻(上)覚書・手帳 本文篇」筑摩書房
原本:全38行(帰依文の7行を含む)

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 やはり、宮沢賢治のような生き様に到達するには仏教で言う悟りの境地に達しないと無理なようです。この作品の最後に列記された南無で始まる7つの帰依文にその一端が現れているのではと想像しています。

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 ひと様を助けることもないし、身体もなんとなくダルい。褒められることも貶されることもなく、淡々と自分なりの生き方で生き延びました。
 汗だくになった身体をシャワーで洗い流し、エアコンの効いた部屋でのんびり過ごしながら冷たい麦茶を飲み、ボーッとしているこの瞬間の心地よいこと。暑さが奪っていった体力も回復できそうです。
 厳格な規律の中で生きるより、自由気ままで煩悩だらけの生き方を選んでよかったと思う反面、氏の偉大さとの距離をつくづく痛感しています。

 氏のようにはなれないけれど、この暑さの中でさしたるダメージも受けずに過ごせただけで「自分で自分をエライ」と褒めてやりたいと思います。