∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ あの宣言は(案)だったの? ≡≡

“すったもんだ”の末に形骸化、か

 今日も政治の世界では先日発令された緊急事態宣言を巡っての議論が続いているようです。
 議論と言えば聞こえはいいけれど、事の成り行きをじっと見つめるだけに終止している僕のような人間には“議論百出”“すったもんだ”“潰し合い”“本質逃れ”としか思えないようなものばかりです。

 エラそうなことを言わせてもらえば“いま必要なのは目先の経済より人の命と生活を守ること”という根本的な理念をそっちのけにしたようなものばかりが多過ぎるのではないでしょうか。

 ─ 人の命と生活を救うためには一時的な経済麻痺もやむ無し。現状をしのぎきった時点で改めて復活へ向けた痛みを伴う負担を求める ─。
 これくらいの決断をしなければいけないところまで来ているのではないでしょうか。

 いまさら「休業要請は先延ばしにして様子を見たい」と言われても、決めていた覚悟が腰折れするばかり。不満と不服だけが残りそうな気がします。

 従来の方法論に囚われず、大所高所に立って未来を見据えた方策と、足元を見つめた施策が効果的に融合されるはずだと信じています。このままでは、あの宣言は“きれい事に終止した宣言(案)”でしかなかったということになりかねません。

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