∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

2010-12-27から1日間の記事一覧

井原西鶴の『世間胸算用』

暮れも押し迫ったこの時期、毎年読みたくなるのが、元禄時代の大衆小説といってもいい井原西鶴の『世間胸算用』である。 現代では「盆暮れ」といえば「お中元とお歳暮」をイメージするが、江戸時代の「盆暮れ」は掛売りで買ったものの支払い期日を指すものだ…