偶然、混雑する繁華街や仕事で訪れたミーティングで昔の友人に出会った時の驚きと嬉しさは例えようがない。
それがSNSのサイトだったりすると、驚きを通り越して「感激の出会い」になってしまう。特に、登録している人数自体が非常に少ない僕のようなオジサン世代にとっては、登録イコール出会いとならないことがほとんどなのだ。
だが、出会った。びっくりした。ハンドル名で分からないのは当然だが、何度か連絡を取り合っているいるうちに、本名を確認しても思い出せなかった古い友人だと確信。しかも彼はこのブログの11月16日分に登場している本人だったのだ。もちろん予期していたわけではない。まさに偶然である。
そしてインターネットの世界の広さやSNSの威力も改めて実感できた。
よく古い友人、特に、利害関係が希薄だった学生時代の友人との関係ほど強い友人関係はないと言われるが、確かにそうだ。特に年齢を重ねれば重ねるほど大切な存在になってくる。しかも、その友人と出会った瞬間、その年齢まで時間が巻き戻されたような気持ちにもなれるのだ。しかし、単なる若返りとは違う。右も左も分からなかったあの頃の自分とはバックグラウンドが違っているからだ。だからこそ、いろいろと語り合えるのかもしれない。だからこそ、人生を噛みしめられるのかもしれない。
ありがとう。明日の朝、起きるまでは高校生の僕のままでいることができる。
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