この続きはコーヒーと一緒に

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

郵便ポスト型の貯金箱

ある企業が開催した100人規模の大きな忘年会のプレゼントコーナーで郵便ポスト型の貯金箱が当たった。正直なところハズレの景品だが、僕の心の中は「ヤッタ」だった。
時々郵便局に行くことがある。そんな時にいつもお目にかかっていた郵便ポスト型の貯金箱。コイツはいつも買うかどうか考えて、結局は価格も聞かないまま買わずに帰ってきていた因縁つきのモノなのだ。何色もあるのだが、やはりポストらしい赤がいいな、なんて考えてもいたが、こんなオヤジがいまさら赤いポストでもないだろうと自己セーブがかかってしまって買えなかったのがコレなのだ。
連絡をメールやインターネットで済ますことが多くなった今でも、丸くて赤いポストには独特の存在感とノスタルジックな夢が詰まっていると思えてならないのだ。「思いを伝える」方法のなかで、郵便ほど心の伝わるものはないと思うことが時々あるのは僕だけだろうか。いや、そんなことはないだろう。いまだに年賀状は欠かせないものなのだから。
で、今回もらった貯金箱の色は黄色だった。一瞬、赤じゃないと気落ちしたのだが、司会の「黄色だからお金が貯まるかも。家の西側に置いておけば」のコメントに「なるほど」と納得してしまった。そう考えればコレもいいかって思った瞬間「ヤッタ」と思ったのだ。かなり単純な思考回路だなと改めて自分に呆れた瞬間でもあったが。
郵便局がフリーウエアで提供している「はがきデザインキット」がかなりすぐれモノだということに気付いたり、ポスト型の貯金箱が当たったり、ひょっとするとこの年末は郵便局との縁があるのだろうか。
《郵便局のはがきデザインキット》
http://www.yubin-nenga.jp/design_kit/index.html
[本日で0034]