∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

地球が動く。時代が変わる。

北朝鮮


 先ほど北朝鮮のキムジョンイル総書記が亡くなったという、とてつもなくショッキングなニュースが流れ始めました。まだ、一報段階なので、北朝鮮がこの先どうなるかなど、具体的な動きは把握できていない状況ですが、大きな動きが起こることは必至。政権と体制の委譲途中での死亡という、もっとも不安定な状況下で何が起こるのか、一挙手一投足を見守っていくしか今のところ出来ることはないでしょう。
 軍をはじめとする現体制が落ち着きを取り戻すのはいつのことになるのか、拉致被害者脱北者の行く末はどうなるのか、国際社会との関係はどうなるのか、何もかもが「見えなく」なっています。喪が明けて新体制が発表されるまで、おそらくデマや誤報が飛び交うでしょう。
 一報が入ってから約数十分しか経っていない現在でも、世界中の国で情報収集と対応が始まっているようです。当然報道機関も「スクランブル」体制に入っているでしょう。“有事の際のドル買い”という為替関係の動きも始まっているようです。
 一体どうなるのか、踊らされずに冷静に状況の変化を見守っていきたいと思っています。


【大きすぎる胎動】


 それにしても今年は、大震災、原子力神話の崩壊、アラブ諸国の独裁体制崩壊ギリシャに端を発するEU諸国の経済危機、そしてキムジョンイル総書記の死去と、地球規模で立て続けに大きな胎動が起こった年になりました。こんなに大きな動きがいくつも起こった年ってあったでしょうか。それも、これから数十年に渡って影響を及ぼす事件ばかりです。一体、何が起こっているのか、地球が大きく揺れ動き始めたのでしょうか。年の瀬になって、それぞれの変化に落ち着きが出てきたかな、などと「ガラにもなく偉そうに」思っていたのに。またもや分からなくなってきました。「街場の労働者」には直接関係ないとタカをくくっていてはならないと気持ちを引き締めることばかりです。
 昨日のブログで「苦しかった年が明けるのだから、明けまして……という言葉を年賀状に使ってもいいじゃないか」といったコメントをアップしました。しかし、こうなってくると、何もかもを越年体制で考えておくべきなんだろうか、と方向修正しそうです。
 

 粛々と時代の動きを見つめながら、自分を失わず、一歩一歩着実に進んでいく。僕が自分に課せられるのはこれしかないのでしょう。
 特に「自分を失わず」生きていくことを大切にして、新年を迎える準備をしていくことにします。