∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

コンピュータ・メインテナンス

【彼は間違えている】


 「またPCの具合が悪くなった。できるだけ早く見てほしい」。
 二日前、僕の友人から電話がありました。またです。はっきり言って彼はPC音痴。いつも同じ使い方をしてくれればいいのに、というか、それしかできないはずなのに、平均すると3カ月に一度は壊してくれます。そして、その度に僕にSOSが届きます。というよりも「緊急発進せよ」的な連絡が来ます。


 僕はコンピュータの専門家ではありません。確かに、過去に自作コンピュータを2台ほど作り、使っていました。自分用にフィットさせたBTOメーカーのコンピュータを数台、買い換えて使ってきました。プラグインを入れないことには満足な性能が出せない時代から四苦八苦しながら「機械になんか負けてたまるか」の精神で使ってきました。ウインドウズを10年ほど使ってからは、DTP用にセットアップしたマッキントッシュも何台か併用してきました。当然、トラブルだって何度も乗り越えてきました。


 でも僕はコンピュータの専門家ではありません。どんなにヘビーユーザーと呼ばれても“専門家”ではないのです。それなのに彼は僕のことをコンピュータ・メインテナンス屋と思い込んでいるようです。
 僕が断らずに直してあげるからかもしれませんが、それにしても……。


 今日の午後、彼のPCを直しにいきます。何がどうなったかも把握できない彼のこと。まずは実際に見てからでないと“仕事”にはならないでしょう。はっきり言って数時間規模になるでしょう。でも、直った時の達成感のことを考えると「やっぱりやるか」の気持ちになるのです。
 さて、今日のトラブルはどこにあるのか。見せてもらいましょう。


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