∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

夏至の次の日は大雨

夏至を過ぎて】


 昨日は夏至でした。そして今日は大雨です。雨足の強さに比例しているのでしょうか。晴れていれば窓から入り込む朝日が清々しいはずなのに、今日は暗く沈んでいます。


 それにしても季節の移り変わりに敏感で、多くの節目をまるで楽しいイベントのように扱ってきた日本人なのに夏至に関しては想像以上に関心が低いのはどうしてでしょう。
 検索してみると主要な行事と言うと伊勢神宮で神事があるくらいです。冬至の「ゆず湯」、丑の日の「うなぎ」、「ひな祭り」、「こいのぼり」……。すべて二十四節季や雑節などに由来するものなのに、夏至に限っては楽しい行事はないようです。
 太陽の光のありがたさを熟知しているフィンランドやスウエーデンのような北欧諸国では「夏至祭」が盛大に行われているようです。日本でも北海道の各地で「夏至祭」が行われているようですが、どちらかというとマイナー、地域新興のためのイベントに近いのではないでしょうか。
 今年は夏至の日は省エネの日とばかりキャンドルナイトが行われたようです。しかし意図が違うような気がします。もっとエンターテイメント性の高いものでないと季節感を表すものとは言えないはず。たとえば「夏至の日は朝ぶろで」といったとぼけたものでもいいのです。何か楽しいイベントがあると梅雨時の楽しみになると思うのですが……。


 とかなんとか言いながら、この雨、なんとかならないものでしょうか。これでは夏至もなにもあったものじゃない。おそらく昔の人もこんな思いがあったから夏至のイベントを作らなかったのでしょう。
 さて、雨が早く止むことを願いながら行動スタートします。


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